視覚障碍者のあれこれ

こんにちは。
いちょうの葉っぱがきれいになっていますね。
週末が最後の見ごろなんでしょうか。

さて今回は、
１か月前に開催した
愛盲連青年部主催のイベントについて振り返ってみたいと思います。

青年部では
去る１０月２５日（日）に
社会見学として
「豊橋総合動植物公園（のんほいパーク）」に出かけました。
今年は本来であれば
青年部の社会見学は
名古屋市にある
「リニア鉄道博物館」へ行くはずでした。
しかし、
このコロナ下のため
電車に乗り名古屋駅で乗り換え
あおなみ線に揺られて行くのは
リスクがあるのでは？
といったことから
開催を断念しました。

それでも
なかなか収束の兆しが見えない中
何もやらず、集まる機会をなくしてしまうのはと
いろいろ考えた末
屋外のイベントならと
この企画を実施しました。
当日は
少し風が強めに吹いていましたが
秋晴れの一日となりました。

今回のイベントのメインは
「動物ガイド」です。
ただ現地に行って自由気ままに見てきてくださいでは
せっかくのイベントが
個人で行くのと何の変わりないことですから
何か全員でやった感を出そうと企画しました。

のんほいパークでは
普段は小学生などに動物の説明を
しているらしいですが
「視覚障がい者に
説明をするのは初めてなので
どうやったらうまく伝わるかわからないですが
こちらも勉強のつもりでやらせてください」と
園の担当者を説得して
特別に開いていただけることになりました。

それで当日は
キリンとサイの２種類の動物ガイドを引き受けてくださいました。
時間の都合上
説明を聴けるのはどちらか１つになりましたが
どちらの説明も
動物の模型や標本を使用しながら
わかりやすく説明してくださいました。
参加者３５名もとても満足♪

飼育員の皆さんお忙しい中ありがとうございました。

そのあとは
新しくなったライオンの姿を見たり
レッサーパンダを見たり
なんとゾウニ水をかけられたり（笑）・・・。

このころは
まだ今よりコロナが落ち着いていたので
ホント絶妙なタイミングで開催できたなあと
今振り返るとそう思います。

青年部としては
１月に予定していた
スマホ講習会を
中止にしてしまったので
今年度はこのイベント１回のみと
なってしまいました。

来年度は
もう少し収束に近づいて
イベントが多く開催できるのを祈るばかりです。

それでは。